ビタミンが美容にいいって言うけど、いったい何に効果があるの?

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美容と健康に効果的な栄養素と言えば、ビタミンを思い浮かべる人が多いと思います。ではビタミンには、いったいどのような効果があるのでしょうか。

ビタミンとは?

ビタミンとは、生命を維持するために必要な栄養素です。

炭水化物(糖質)、タンパク質、脂肪(脂質)、ビタミン、ミネラルが五大栄養素と呼ばれるもで、健康な体を維持するためには欠かせません。

その中でビタミンは、体を作ったりエネルギーにはなりませんが、炭水化物、タンパク質、脂肪の働きを助けるための大切な栄養素となっています。

ビタミンに美容効果はあるの?

ビタミンには、いくつかの種類があり、その種類によって効能も様々です。

そのなかで、美容効果のあるビタミンを紹介します。

◯ビタミンC

ビタミンCの美容効果は、とても高いのです。

まずはビタミンCに含まれる抗酸化作用は、細胞の老化を促進させる活性酸素を消去してくれる働きがあります。

お肌は紫外線を浴びると酸化していきます。そんな酸化現象を抑えるのが抗酸化のチカラで、酸化を抑えることにより、くすみやたるみ、シミなどに効果を発揮します。

また、ビタミンCはコラーゲンの生成に必要な栄養素でもあり、コラーゲンも美容にとてもいい成分。皮膚のメラニン色素の生成を抑え、日焼けを防ぐ作用があります。

 

◯ビタミンE

ビタミンEは若返りビタミンとも呼ばれるほど美容に効果的で、日焼け対策や血流をよくする作用などがあります。

血流が促進されることで、冷えや肩こり、頭痛など、血行不良の症状に対しての緩和作用があるだけでなく、新陳代謝も活発になってくるので顔色もよくなり、美肌効果が期待できます。

ビタミンはどうやって摂取するべき?

ビタミンCは水溶性のビタミンのため、大量に摂取しても尿や汗としてすぐに排出されてしまいます。

そのため、サプリや食べ物などでこまめに摂取するのがいいでしょう。

ビタミンCが多く含まれる食品は赤ピーマン、黄ピーマン、ゆず(果皮)、アセロラジュース、パセリなどです。

ビタミンCといえばレモンの印象が強いと思いますが、赤ピーマンと比べると1/3程度の含有量で、ほかのビタミンCを含む食材と比べても、それほど多いわけではないようです。

ビタミンEは、油脂に溶けやすいビタミンなので、油や乳脂肪と一緒に摂取することで吸収力が高まります。

また、ビタミンCと一緒に摂取することで酸化したビタミンEが再生するため、ビタミンCとセットで摂るのもおススメです。

ビタミンEが多く含まれる食品は、あんこうのきも、すじこ、キャビア、いくら、あゆなどです。

また、だいこん、かぼちゃ、赤ピーマンなどにも含まれています。

ビタミンは摂りすぎると体に悪い?

ビタミンに限らず、いくら体にいいと言われているものであっても過剰摂取はよくありません。

ビタミンCは食べ物から摂取する場合は摂りすぎるということはほとんどありませんが、サプリによる過剰摂取には注意してください。

吐き気、下痢、腹痛などの症状を起こすことがあります。そのため、サプリから1mg以上の摂取ははやめておいたほうがいいでしょう。

ビタミンEも、ビタミンCと同様に食品から過剰摂取することはまず、あり得ないと思いますが、サプリによる摂りすぎには注意してください。

過剰摂取による副作用としては、出血が多くなったり、死亡率も上がるという研究結果が出ているようです。

ビタミンEの摂取量の目安は、男性6.5mg、女性6.0mgです。


まとめ

ビタミンは女性に嬉しい効能がたくさんありますが、摂りすぎも良くないので適量を毎日継続して摂取していくことが大事です。

そうすれば、効果は徐々にでてくるでしょう。

いまは、サプリメントなどで手軽に摂取するこもができるので、ぜひ体にも美容にもいいビタミン摂取を心がけてください。

 

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