年齢を重ねると、肌のシミやしわ、たるみが気になってきます。
その対策として美容外科では、アンチエイジングの治療がおこなわれており、その1つに「フェイスリフト」があります。
それは、顔を引き上げ、たるんだ頬をリフトアップさせる手術で、20代以下の若い人にはあまりオススメできず、50~60代の人が行うことで効果があるとされています。
リフトアップの種類
美容外科でのリフトアップ治療には、切る手術と切らない手術があります。
それらのメリット・デメリットは、いったいどのようなものがあるのでしょうか。
切る手術とは?
「切る手術」では、傷跡が残りにくい耳の近くを切り、余分な皮膚を切り取って、皮膚と筋肉を分離させ、引き上げて縫合します。
また、切るフェイスリフトには、皮膚を引き上げる方法、皮膚と筋膜を引き上げる方法、骨膜下を引き上げる方法があり、患者の肌の状態に合わせて方法が決められます。
〇メリットは?
顔がたるんで下顔部が垂れてくると、年齢より老けてみえます。
しかし、切るフェイスリフト治療を受けることで、他の手術では難しい下顔部を引き上げることが可能です。
また、筋膜や骨膜下などの顔の根底から引き上げるため、たるみをしっかり引き上げることができ、見た目が大きく変わるだけでなく、長期間にわたって効果が持続します。
デメリットは?
万が一失敗すると、顔面麻痺を起こしたり食べ物が上手く噛めなくなることがあります。
そのため、技術力の高いドクターを見極めなければなりません。
また、大がかりな手術となるのでダウンタイムが長く、1週間ほどは固定のためのバンドを顔に装着しなくてはなりません。
切らない手術とは?
切らない手術は、特殊な糸を使用して皮膚や筋肉を引き上げて固定し、たるみを改善させる手術です。
美容鍼をさすように糸を挿入し、糸を皮下に残します。糸を挿入することでコラーゲン生成能力が促進され、リフトアップされるという仕組みです。
また、リフトアップだけでなく、美肌効果も期待大!
糸は徐々に吸収されていきますが、溶けずに残るものもあります。
メリットは?
切る手術に比べて傷が残らず、費用が安いので気軽に行うことができます。
また、たるみを引き上げながら美肌効果も期待できることに加え、失敗の確立が低く、安全性が高い治療です。
デメリットは?
切る手術と比べると、目に見える効果は小さいです。
また、費用は抑えられますが、その分効果が期間限定なので、定期的にメンテナンスを行う必要があります。
まとめ
切る手術も切らない手術も、それぞれにメリット・デメリットはあります。
個人の肌の状態などによって、どちらの手術がいいのかは変わってきますが、腕の良い先生に手術をしてもらえば、一気に若返ることも夢ではありません。
自分にとってベストな美容外科治療を行うには、病院の症例写真をたくさん見たり、カウンセリングに行って、要望をしっかりと伝えるようにしましょう。
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