日本は世界的に見ても、男女問わず発毛に悩んでいる人が多い国だと言われています。
具体的な数値で表すと、およそ日本人女性の4人に1人の割合で薄毛に悩んでいるそう。
実はこの数値、世界的にみると200ヵ国中14位と上位に入る数値なのです。
しかもアジア地域に絞ると、なんと1位という恐ろしい結果。
薄毛なんて私は大丈夫!と思っていても、実は他人事ではないかもしれません。
今回はそんな発毛の悩みを解消してくれる頼もしい成分、『ミノキシジル』をご紹介します。
ミノキシジルって知ってる?
そもそもミノキシジルは、アメリカで高血圧の治療のために開発された有効成分で、血管拡張薬として処方されてきました。
そんなミノキシジルには薬であるという特性上副作用があったのですが、それがなんと発毛効果だったのです。
そして今では世界中で広く薄毛対策に使用されるようになりました。
では、どのようなメカニズムで発毛するかというと、まだ詳しくは解明されていない部分が多いそう。
しかし一説によると、血管を拡張し頭皮の血流を増進させることで、髪の毛の細胞分裂を促進させて髪そのものの成長を早めてくれるという効果と、弱ってしまっている毛根や細くなった毛を太く、長く成長させるという効果が作用しているのではないかと考えられているそうです。
つまりミノキシジルの効果は発毛を促進してくれる!というもの。
しかもミノキシジルの有効成分は1%~10%と幅広く展開されいて、内服薬と外用薬の両方から選ぶことができるので、自分に合ったものが選びやすいというのも特徴です。
ミノキシジルは現在外用薬であればドラッグストアなどでも販売されているので、病院に行くまではまだ踏み切れないという方でも気軽に入手する事が可能という部分もおススメできるポイントです。
ミノキシジルに副作用はないの?
先ほどご紹介した通り、本来ミノキシジルは人工的に開発された有効成分なので、ほかの薬と同様に副作用が出る事も。
個人差はありますが、主な症状としては頭皮のかゆみやかぶれ、頭痛やめまい、性欲減退、不整脈などが挙げられます。
ほかにも、もともと高血圧の治療薬であったことから低血圧になりやすいという特徴もみられるので、使用方法をキチンと守ることが大切です。
内服薬と外用薬、どっちがいいの?
ミノキシジルには内服薬と外用薬があるのですが、これらはどのように使い分けるといいのでしょうか。
まず内服薬は医師の処方が必要となりますが、その分成分の浸透率はかなり高いので、外用薬と比較するとより早く発毛の効果を実感することができます。
そのため根本的に薄毛を改善することを目指す場合は、内服薬を使用するのがいいでしょう。
外用薬の場合は内服薬に比べると浸透率は緩やかなので、頭全体の育毛を目指すというよりは、薄毛初期の生え際など部分的に気になるところに使用するのがおススメです。
もちろん内服薬と外用薬を併用することもできるので、自身の用途に合ったタイプを選択する事でより高い発毛効果を得られます。
薄毛で悩む時代は終了
これまで薄毛が気になり始めると、カツラや植毛など外からごまかす方法が一般的でした。
しかし最近では医療の進歩とともに育毛に関する様々な治療法が開発され、体の内側から治療していくという方法が一般的に広まってきています。
そのため自分自身の体質に合った治療法を選択できるようになり、治療の効果も年々高まる一方。
薄毛に関する悩みは決して他人事とは言えませんが、悩むよりはまずいろいろな方法を試してみる事がおススメです。
発毛治療は、発症から治療を開始するまでの期間が短いほど効果が出やすいといわれています。
また、早めの対策を取る事により費用の負担が軽くなったり、再発の確立が減るというメリットも!!
薄毛が気になったら、まず諦めるのではなく気軽に専門機関で相談してみてはいかがでしょうか。
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