カフェインの美容効果を知っていますか?

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皆さんは、カフェインにどんなイメージを持っていますか?
カフェインは、コーヒーなどに含まれる成分で、覚醒作用、解熱鎮静作用、眠気、頭痛、倦怠感などに効果があるとされ、食べ物だけでなく、医薬品にも使われる、私たちの生活に身近な成分です。

しかし、カフェインは身体に悪いとの噂もありますが、実際のところはどうなのでしょうか。

 

カフェインの何が悪いのか


カフェインが体に悪いと言われるのには、以下の理由があります。

●夜に飲むと睡眠の質を下げる。
●血管収縮作用があるので、身体を冷やしてしまう。
●急性カフェイン中毒になると、動悸や不整脈などの危険な症状が現れる。
●空腹時に摂取すると胃が荒れてしまう。
●メラニンの拡散作用があり、シミの原因となってしまう。
●妊娠中や授乳中には母体や胎児に悪影響となる。

こうして並べてみると、カフェインはすごく悪いもののように思えますが、実は女性に嬉しい効果も持っています。

カフェインの嬉しい効果とは

●デトックス効果。
カフェインには利尿作用があるので、デトックス効果によりむくみの解消も期待できます。

●消化の手助けをしてくれる。
カフェインは、リパーゼという消化酵素の働きを活発にしてくれる作用があります。
そのため、胃液の分泌が盛んになり、消化がよくなるというわけです。食後のコーヒーにも、意味があったのです。

●ダイエット効果が期待できる。
カフェインには血流促進効果があり、それに伴う脂肪燃焼効果が期待できます。
とくに、カフェインを摂取して30分後に有酸素運動を行うと効果的だそうで、スポーツ選手などもこの方法を取り入れているそうです。

●覚醒作用がある。
目を覚ましたい時や集中したい時、コーヒーを飲む人を多く見かけませんか。
カフェインには覚醒作用があり、眠気覚ましの効果があります。
朝からコーヒーを飲むと頭がシャキッとするのも、この効果のおかげです。

●リラックス効果がある。
実は、カフェインには疲労回復にも効果があります。更に、頭痛緩和の効果もあるそうです。

また、コーヒーに含まれるクロロゲン酸と呼ばれるポリフェノールは抗酸化作用があり、アンチエイジングに効果的だそう。

このように、カフェインには美容効果も期待できるのです。

カフェインはどれくらい摂るのがよいのか

これまで紹介したように、カフェインによい面がたくさんあります。
しかし、過剰摂取はやはり身体によくありません。

では、カフェイン摂取量の目安はどれくらいなのでしょうか。

カフェインの許容量の目安は、400mgだと言われています。
具体的なイメージがわかないので、これをコーヒーに置き換えて考えてみます。
コーヒー100mlに含まれるカフェインは、約60mg。
そのため、コーヒー6~7杯が許容量だということになります。

しかし、カフェインはコーヒーだけでなく、他の色々な食べ物、飲み物に含まれています。
それは、紅茶や緑茶、エナジードリンク、チョコレートなど。

これを踏まえた上で、一日の摂取量を考えなければなりません。
結果として、コーヒーは一日3~5杯に留めておくのがよいでしょう。

カフェインを上手に活用しよう

次に、カフェインを効果的に摂取し、有効活用する方法を紹介します。
まず、カフェインを摂るのに最もよい時間帯は朝と昼です。
朝は眠気を覚まして仕事などに集中することができ、昼も午後からの眠気防止に最適です。

また、昼寝前にカフェインを摂取すると、すっきり目覚めることができます。
なぜなら、カフェインは飲んですぐに覚醒作用が現れるわけでなく、摂取後30分後に効果が最大になると言われているからです。

昼寝は大体20分~30分がよいと言われているので、眠る前に摂取すると丁度よい時間にすっきりと目覚められるというわけです。

また、カフェインを牛乳やヨーグルトなどの乳製品と一緒に摂ることもおすすめです。
乳製品の脂肪分がカフェインの吸収をおだやかにしてくれるので、効果がゆるやかに続き、かつ効果が切れた時の倦怠感なども減少します。

先述しましたが、消化を助けてくれる効果があるので、食べ過ぎてしまった後や運動前に飲むとよい効果が期待できるでしょう。


まとめ


悪いイメージを持たれがちなカフェインも、正しい摂取量を守ればよい効果をもたらしてくれます。

カフェインを有効活用し、是非、生活や美容、ダイエットに役立ててください。

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